Archive for 4 月, 2010

まずは猫背姿勢をやめましょう。

金曜日, 4 月 30th, 2010

「猫背は見た目が美しくないからもう絶対やめよう!」と、
一日に何度も自分に言い聞かせて日々を過ごしている、
みなみです。
 
猫背は、見た目が美しくないのはもちろんのことだけど、 
わたしは、それ以上に、
「肩こりや腰の痛みの原因の多くが
猫背姿勢や前屈み姿勢からきている」
ような気がするんですよね。
 
料理をするとき、
パソコン作業やケータイでメールしているとき、
本や新聞を読んでるとき、
自転車、バイク、車の運転をしているとき、
テニス、ゴルフしているとき、
 
仕事の日も、休みの日も、
起きてから寝るまで、
ほとんどの時間を猫背姿勢で過ごしちゃっています。 
 
いや、
寝ているときも、
完全に大の字になって仰向け状態というよりも、
横向きになって、
頭や抱き枕を抱え込むような姿勢になっている
という人が多いんではないでしょうか。
 
実際、マッサージ中に、
「次は、横向きになってください。」とお声かけすると、
ほとんどの方が、背中が曲がってしまっていて、
頭を抱え込むような格好になります。
 
実は、日常のちょっとしたクセで、
不健康と、見た目のカッコ悪さを
加速させてしまってるんですよね。
 
猫背が習慣化しやすい日常のクセとは、
たとえば、
脚を組む。横座りする。胡坐をかく。高枕で寝る。など、
いろいろありますが、どれも、
「あ、わたし、それいつもやっちゃってます!」
っていう人が多い気がします。
 
特に、一日中パソコンとにらめっこの「座り仕事」は、
首肩の凝りと、腰痛が深刻ですよね。
 
「座っているときの姿勢を気をつけることが、
肩と腰の痛みから解放される近道」なんです。
 
実は、立ってる姿勢のときよりも、
座っている姿勢の方が、腰に負担がかかっているって、
知っていましたか?
 
以前に書かせてもらったブログで、
頭の重さ、腕の重さを紹介したんですが、
頭の重さはボーリング球13号くらい、

片腕の重さは野球バット3本分です。

 
それを含んだ上半身の重さが、
ドッシリと常に重力にしたがって、下へ、
つまり、重さの負担が全部腰へかかっているってことです。
 
じゃあ、どうすればいいか。
 
普段、なんにも意識せずにイスに座っていると、
座った瞬間、お腹の力がふっと抜けて、
お腹の贅肉がたるみます。
 
そういうとき、例えば、モデルさんなら、
おへそとお尻の孔を意識して座ります。
おへそに力を入れて、
お尻の孔をキュッと閉めるようなイメージでいれば、
自然と姿勢がよくなります。
逆に、猫背姿勢になるのが難しくなってきます。
 
ドッシリと重い頭を首だけで支えようとするから、
首が凝る。
 
頭の重さを、背骨全体に乗せるイメージで座ると、
とラクになります。
そんなイメージで座ると、自然と姿勢がよくなります。
 
また、上半身の重さを、背中側だけで支えようとするから、
腰が痛む。
 
腰椎を、お腹と背中の両側から、
つまり、生まれつき持ってる、腹筋と背筋という
「腰のサポーター」を利用して、
前と後ろの両側からしっかり支えるイメージで座る。
 そんなイメージで座ると、自然と姿勢がよくなります。
 
良い姿勢でいると、お腹に贅肉も付きにくくなり、
腰への負担も軽くなるので、
一石二鳥ですね。
 
さらに、姿勢が悪い座り方だと、
お尻の丸みを潰してしまううえ、
イスに押しつぶされてお尻の周りの血行が悪くなるので、
これも不健康で、将来、垂れ尻に出来上がります。
 
まずは、猫背をやめることから始めて、
健康と美、両方を手に入れませんか?
 
 みなみ

からだがポキポキ鳴るわけ。

月曜日, 4 月 12th, 2010

みなみです。
 
タイ古式マッサージをしていて、
ぐーっと、からだを伸ばしたりするときに、
からだがポキポキっと、音を鳴らしてしまう方、
多いですよね。
 
わたし自身もマッサージをしながら、
自分のからだからもよくポキポキ鳴らしてしまいます。
 
これって何の音???
って思ったことないですか?
 
それはね、
「関節が動くときに発生する、気泡が破裂している音」
なんです。
 
いやいや、気泡っていうより、
もっと鈍い音がしますよって、
言われるかもしれません。
 
音は、からだの内部、関節の内部で起きているので、
骨や皮膚などを伝わって、
わたし達の耳に聞こえるときには、あんな鈍い音になります。
 
その、音を発生させているもとの、
「関節」とは、
2つの骨が連結している部分のことで、
それぞれの骨は、
靭帯に覆われた「関節包」という袋で包まれていて、
2つの骨に少しの隙間があります。
 
「関節包」という袋の中には、栄養分を含んだ液体、
関節を動かすときの潤滑油が入ってるんですが、
 
関節を曲げるときには、
片側の関節包が広がり、
もう片側の関節包は狭まることで、
気体が発生するんです。
イメージがわきましたか?
 
では、
ポキポキ音が鳴るのはいいことなのか?
それとも悪いことなのか?
 
マッサージ中に、自分のからだから鳴るポキポキを聞いて、
あ~ほぐしてもらってるなァって、
感じる方も多いかもしれません。
 
実際に、ポキっと鳴ったとき、
一時的に血行もよくなり、
骨液内の二酸化炭素や疲労物質が運び去られるので、
何ともいえない爽快感やスッキリ感があります。
 
ポキポキ鳴ってしまうのは、
「運動不足だね」とか、「歳をとったせいだよ」とか、
「ポキポキ鳴らしてると骨が太くなるよ」とか、
いろんなことを言われたりしますね。
 
筋肉を動かした際に、
自然に、からだがポキポキ鳴ってしまうのは問題ないんですが、
わざと、面白がって、音の鳴りやすい部分だけ鳴らしてみたり、
ポキッとならす瞬間の、あの一時的な爽快感のために、
ポキポキ鳴らすことがクセになってしまうのは、
実はダメです。
 
マッサージ中には、
施術する部位を見極めてやっています。
 
音が鳴れば、筋肉がほぐされているという訳ではなくて、
自分で音の鳴りやすい部位だけをやろうとして、
筋肉にムリな力をかけたりすると、
関節にダメージを与えてしまったり、
骨や靭帯が傷つけられることで、
骨が修復しようとし、修復のため、
軟骨が増殖し、
それが、いずれは神経を圧迫させる原因になります。
 
音は、関節のまわりの筋肉の緊張が緩和されると、
鳴りにくくなります。
 
「昔はこんなにポキポキ鳴らなかったのに」と、
マッサージをされながら、
自分のからだから発する音にビックリされる方も多いですが、
 
「もしかしたら、最近、筋肉に負担がかかっているのかも。」
って気づいてもらうからだからのサインだと
思ってもらえればいいと思います。
 
みなみ

なぜ、タイ古式マッサージなのか? その2

金曜日, 4 月 2nd, 2010

タイ古式マッサージの手技は、
他のマッサージとどう違うのか?
どんな意味があるのか?
今日は、それをご紹介します。
 
日本では、マッサージというのは、本来は、
あん摩師の国家資格が持ってる人のみが、
施すべきだなどと、
ちょっときびしいことを言われたりもしますが、
 
本場のタイできちんと修行してきた人や、
マッサージの基本を心得えている人、
人を癒してあげようという慈悲の心のある人が施すものであれば、
わたしは、
代替医療として、予防医学として、注目されている
「東洋医学」のひとつと呼んでもいいと思います。
 
簡単に言うと、
”西洋医学”は、
「すでに病気になったものに対しての、部分的な処置」をしますが、
 
”東洋医学”は、
「病気になる前の状態に対して、総体的な処置」をします。
 
つまり、
からだの疲労感や、肩こりや頭痛、ストレスは、
「そろそろ休みましょう」というからだのサインですので、
 
「ちょっと調子が悪いな~」という状態を、
「いやいやまだ頑張れる!」と言って放って置くと、
 
疲れが蓄積してしまい、いずれ本格的に体調が悪くなり、
さらには病気になります。
 
東洋医学は、いずれ病気になるのを防ぐために、
本来の体調のいい状態を取り戻すこと。
 
また、病気になりかけても、
それに立ち向かえるタフなからだを手に入れる、
免疫力、自然治癒力を高めるのが目的です。
 
マッサージをすることで、
筋肉の凝りをほぐす→
筋肉が柔らかくなると、全身の血行が良くなる→
その血液とともに
細胞の一つ一つまで酸素と栄養素が運ばれやすくなる。
 
老廃物や疲労物質がたまっている代わりに、
酸素と栄養素で満たされていれば、
当然、体調が良くなる。
という、いたってシンプルな理論です。
 
 
タイ古式マッサージの施術の特徴のひとつは、
「足にこだわります。」
 
足は、第二の心臓とも呼ばれます。
足裏や足の甲には、
自律神経など、全身をコントロールする神経が集中しています。
 
足の反射区(ツボ)を圧迫することで、
筋肉、血液の流れ、神経を刺激するんです。
 
自律神経の働きが改善されれば、
内臓の働きも促進される。免疫力もアップする。
最終的に、体調が整えられ、
自分自身の力で健康を維持できるようになるんです。
 
からだの筋肉の3分の2は、へその下に、
つまり、脚にあります。
 
タイ古式マッサージに脚の手技が多いのはこのためです。
からだの下から上へ順番に、
全身を温めながら、行います。
 
脚全体をマッサージしたあとや、
脚の付け根部分(そけいリンパ節)など押されたあとに、
からだがポカポカするのはそのためです。
 
タイ古式マッサージを初めて受ける人は、
いったいどんなことされるのか、
ハラハラドキドキっていう方もいると思います。
どうか緊張しないで、とにかくリラーックスしてください。
心もからだも、リラックスした状態であれば、
筋肉も緩みやすく、施術もより効果的になりますよ。
 
みなみ